原料を相互に摩擦させることで、プラスチックペレットは融着防止の表面研磨し、家電粉砕片、バンパー粉砕片等では表面に付着した、塗膜や接着剤を除去。

加工部にミリングローラを用いて、原料の表面を加工する摩擦加工機です。接粒部が、すべてステンレス製のため原料の表面に鉄粉が付着することはありません。
プラスチックペレットは加水分解による融着（ブロッキング）防止で乾燥・予備乾燥の行っておりますが、摩擦加工で樹脂表面を結晶化することで融着（ブロッキング）防止となります。
家電粉砕片、バンパー粉砕片等は表面をきれいにすることで、リサイクル材の使用ができるようになり、再生樹脂（ペレット）の品質向上、バージン原料の削減が図れます。

名称	プラスチックペレット表面処理機
型式	PBA25A
主な用途	バンパーの塗膜剥離、樹脂表面のコーティング除去、 プラスチックペレットの表面研磨
処理能力	0.2～0.9t/h ※
所要動力	19.725kW（三相200V）
必要エア量	700Nℓ/min　0.5Mpa
必要集塵量	20㎥/min
機体質量	約680kg
別途手配	➀機側盤 ➁本機と機側盤の配線 ③サンプラー

• ※ 処理能力は原料により変わります。

使用済み樹脂製バンパーの再利用に光選別機を導入し、リサイクル効率が向上!

使用済み樹脂製バンパーの再生ペレットに付着した塗膜を剥離し、塗膜が除去しきれていないペレットを、光選別機で選別することで、リサイクル効率の向上が図れます。

回収されたバンパーはまず粉砕され、「プラスチックペレット表面処理機」により表面の塗膜が剥離されます。さらに「洗浄脱水機」により表面の洗浄を行い、続いて「光選別機」により塗膜の残っているペレットが選別・除去されます。得られたペレットは原料として再びバンパーに加工されます。

家電･事務機器などの再利用に、表面加工機光選別機を導入し、リサイクル効率が向上!

使用済み家電・事務機器などの再生ペレットに付着した汚れ・シール・塗膜などを、プラスチックペレット表面処理機で除去することができます。後工程に、光選別機・形状選別機などを設置し、不良品を除去することで、リサイクル効率と製品強度･品質の向上が図れます。

家電リサイクル法により家電4品種、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機のリサイクルが義務づけられています。当社の選別加工機は、主にマテリアルリサイクルに使用され、プラスチックペレット研磨機等の表面加工機は原料の表面に付着する汚れ・シール・塗料の除去に、光選別機は色分け・異物選別に利用されています。