事例紹介

「特殊専門商社」としての特殊性。それは
製品のご提供を通じて、お客様の課題・問題を解決している点

日鋼YPK商事は製品をご提供しているだけではありません。製品のご提供を通じて、
お客様へ課題解決(ソリューション)をお届けしています。
例えば、コスト抑制、省電力化(電気代節約)、利益効率のアップ、
作業工程の自動化、人手不足の解消、不良率の改善、サイクルタイムの短縮、ヒューマンエラー軽減など、
お客様の課題はそれぞれ異なりますが、すべてに最適と考えるご提案をさせていただいています。

お問い合わせの多い課題

よく頂戴するお問い合わせです。このようなお客様の課題(ご要望・リクエスト・ご依頼)にお応えし続けてきました。大まかにまとめると、このようになります。

  • コスト抑制:「製造コストに無駄がないか見直したい」
  • 省電力化:「電気代を節約したい」
  • 利益効率アップ:「不良品を減らしたい」
  • 作業工程の自動化:「人手不足を解消したい」
  • 微粉砕・超微粉砕:「ナノ単位に粉砕したい」
  • 汎用機の限界解消:「汎用機では、今の希望を実現できない」
  • ワークについての見直し:「このワークを省力化したい・安全に行いたい」
  • 不良率の改善:「歩留まりを良くしたい」
  • サイクルタイムの短縮:「1秒でも短くしたい、見直したい」
  • ヒューマンエラー軽減:「作業員にミスが多いのでなんとかしたい」
  • 新規製造ラインのご相談:「これを1日にX個作りたい」
  • プロの意見が聴きたい:「うちの現場の改善点はどこ?問題点はある?」

具体例

守秘義務があるため、解決策の詳細を開示することは控えますが、お客様のために、例えば以下のような具体的な課題解決に日々対応しています。

CASE A
「0.1秒、短くしたい。」
  • あるメーカー様のご依頼は「サイクルタイムを0.1秒短縮したい」というものでした。「サイクルタイム」とは1分間に製品を何個作れるか、という数値のことです。
  • 極端な話、1日24時間・365日休みなく動いて、製品を作り続けている射出成形機ですから、サイクルタイムが1秒違うだけで生産効率は大幅に変わります。
  • ご提案をさしあげて、結果的に0.1秒を削りだすことに成功しました。これは機械を最新にすれば良いという単純なことではありません。射出成形の成形ラインを熟視している私だからこそ生まれたソリューションだと思っています。(成形機システム部の事例)
CASE B
「20ミクロンの隙間をキープさせたい。」
  • ある樹脂の圧延機(回転する二つのロールの間に常温または高熱の樹脂フィルムを通して圧延する機械)でのケースです。
  • 「ロール同士のクリアランス(隙間)を20ミクロンでキープさせたい」というのがお客様のご要望でした。通常のクリアランスはミリ単位です。おまけに、鉄は熱膨張しますので、その熱い鉄と鉄の隙間を維持させるのに大変苦労しました。
  • 当たり前と思われている従来の考え方を見直し、機械構造を変えたり、チームで取り組んで8カ月かかりました。
  • 技術的には非常に難しく高精度の案件であり、発想を転換させたことが成功につながりました。(樹脂機械システム部〜樹脂機械〜の事例)
CASE C
「粒の異なる2種の粉を均一に混ぜたい。」
  • オーダーは樹脂メーカー様からだけではありません。食品メーカー様からもいただきます。
  • このケースでのお客様のリクエストは「500kgの粉Aに、1%だけ粉Bを加えたい。均一な密度で。(=どこを採っても1%の密度にしなければならない)」というもの。もちろん、2種類の粉は質も、粒の大きさも異なるものです。
  • これはただ混ぜればできるわけではなく相当難易度の高いオーダーでした。実現させるためには、微粉砕の工程などが欠かせません。結果、実現させることができました。
  • 食品メーカー様からのご依頼です。「口に入るものだから、人体に影響のない(消化酵素に反応しない)金属材の機械で!」という要件もクリアしてきました。
  • 同様なケースに化粧品メーカー様からのご依頼もあります。お客様の条件に応じて、最適な答え(ソリューション)をご提案しています。(樹脂機械システム部~粉粒体機械~の事例)
CASE D
「加工時間を3分の1にしたい。」
  • あるギア製造に関するケース。お客様からのオーダーは「これまでの加工時間が30分。それを3分の1の10分にしてほしい」というもの。
  • 日本製の機械では当時対応できなかったため、情報網を広げて、探し、知恵を絞りました。情報収集の結果、あるアメリカ企業の機械であれば、ご要望にお応えできることが判明。現地視察を行い、実機を確認し、ご提案しました。
  • その後、調整等を繰り返し、無事リクエストにお応えできました。実際には3分の1どころか、4分の1に短縮でき、大変ご満足していただきました。(産業機械システム部の事例)

お問い合わせ先(ご相談・ご注文)

製品のこと、部品のこと、私たちは機械のみでなく、外注紹介・加工提案も承ります。
お困りごと・ご相談ごとは、こちらお問い合わせページから、それぞれの部門宛てに、お気軽にお寄せください。
各部門の専門家が親身にご対応させていただきます。