樹脂機械関連

  • 樹脂成形・製造関連
  • 重量式フィーダ

重量式フィーダ(クボタ製)

次世代型デジタルロードセルフィーダ
アナログロードセルの従来機に比べて、計量精度が向上し、温度変化による誤差が低減するなどの品質向上を実現する新デジタルロードセル搭載フィーダをラインナップしました。
◆ 3つの新機能
1 新デジタルロードセルとの組合せでさらに安定した粉粒体の供給を実現
2 フィールドバス対応で通信機能が拡充
3 USBメモリでメンテナンス性が向上

デジタルロードセル 新D-LCフィーダ

SK-ITシステム(機側盤タイプ)
フィーダとコントローラを一体化したシンプル&コンパクトなSK-ITシステムなら、既設ラインへのフィーダ追加、ライン間のフィーダ移動などが自由自在です。生産ラインの変化に柔軟に対応します。

ワイドレンジ
各機器とも開発コンセプトはワイドレンジです。部品交換などの調整なしで、広い範囲の流量設定が行え、生産プロセスの切替にスムーズに対応できます。

優れた清掃性
コンタミネーションを解消するために、基本となるのがフィーダの清掃です。クボタの各機器は、工具を使用せずに分解・再組立が可能ですから、段取り替えがすばやく行えます。

省スペース
複数フィーダの設置においては、コンパクトな機器が有利です。メンテナンス性も考慮したクボタの省スペース設計です。

豊富な機種構成
取り扱い材料は、日進月歩で発展しています。クボタの各機器には豊富なノウハウが反映されていますから、多種多様な材料にもさまざまな機種構成で柔軟に対応できます。

多彩な制御システム・周辺機器【NEW】
フィーダの機能を引き出すのは優れた制御システムと周辺機器です。多彩な制御システム・関連機器を用意しています。複数台のフィーダを一括制御する集中コントローラKD-T3000が新登場しました。

デジタルロードセルとは

クボタデジタルロードセルは、ロードセル本体に増幅部、A/D変換部、マイコンを組み込み、デジタル信号の直接出力を実現します。デジタル方式の採用で、より高精度・高安定の「質量・力センサ」としてコストパフォーマンスの高い情報端末に進化しました。

デジタルロードセル

計量精度が向上
419万カウントの内部分解能(従来比約4倍)の実現により、計量精度が向上します。

温度が変化しても誤差が少ない
デジタルロードセルは、その内部の温度センサにより温度変化による出力誤差を自動補正します。このため、周囲温度が変化しても従来以上に安定した計量が可能です。

計量にノイズの影響をうけにくい
ロードセルと指示計の間を微弱な電圧信号でやりとりしていたアナログロードセルでは、ノイズの影響を受けやすい構造でした。デジタルロードセルでは、ダイレクトにデジタル信号を出力するためノイズの影響を受けにくく、また長距離伝送も可能です。

分銅調整が不要でコントローラを簡単に交換
デジタルロードセルでは質量値がデジタル信号なので、コントローラの交換の際も設定値を入力するだけです。アナログロードセルのように分銅による調整をする必要がありません。

KF-C3000コントローラの特徴

上位機器からの生産指示に各種の通信方式を選択可能
ホスト通信(RS-232C/RS-422/RS-485)機能を標準装備し、PROFIBUS、DeviceNet、Modbusなどのフィールドバス通信にもオプション対応しました。これらシリアル通信機能を使用いただくことで、アナログ信号の送受信機器間で発生する指示値や実績値の誤差を解消し、精度の高い制御運転が可能になります。また、アナログ入出力ケーブルや接点入出力ケーブルを1本の通信ケーブルに置き換える(省線化)ことができます。

設定値管理が簡単に
コントローラ内に記憶しているパラメータの設定内容をUSBメモリに簡単に保存し、これら設定内容をお客様のパソコンで確認し、保存・管理することができます。また、設定内容をコントローラに読み込ませることで、フィーダを保存時の状態に復旧することができます。

運転記録を保存し、トラブルに対応
フィーダが運転を開始すると自動的に運転実績を内部メモリに保存を開始し、フィーダが停止すると保存を終了します。45分間の最新の運転実績を保存するため、不測のトラブル発生時にも原因の特定が容易になります。この実績データ(※)はUSBメモリにコピーすることができます。

※実績データの内容(CSVファイル形式で保存)
日付、時刻、設定流量、実績流量、重量値、積算値、MV1制御出力値、偏差

「ライン」のスリム化に貢献するSK-ITシステム

配線のスリム化 制御盤から各フィーダへの複数の配線が1本に集約されます。

■トータルコストダウン
▷配線のスリム化
KF-M3500とフィーダ間は、配線済みなのでご準備いただく配線材料や配線工事を大幅に削減できます。
▷省スペース化
複数台のフィーダを使用する場合でも、大きな制御盤を設置する必要がありません。
▷増設も簡単
フィーダ増設時も制御盤の改造や配線工事が最小限で済みます。

■自在なレイアウト
KF-M3500から外部への配線は、本数が少なくコネクタ接続なので、簡単に着脱してレイアウトを変更していただけます。

■簡単な立ち上げ
KF-M3500とフィーダ間は配線・調整済みなので、設置・立ち上げが簡単です。

ラインナップ
PDFデータでご覧ください。
(PDF:1998KB)