TEX-αIIシリーズは、あらゆるお客様の要求に応えるため、モデルサイズとしてTEX30～TEX400まで製作実績があります。TEX400α（シリンダ径443mm）は、全長35m、重量320トンの世界最大の二軸混練押出機です。

TEXのシリンダは、ブロックシリンダとなっており、ブロック数を増やすことによって、多種多様な仕様の要求に応えられます。最大のL/Dは、120Dまで可能で、ロングタイプのニーズにも対応いたします。また、自社開発による、各種耐食耐摩の金属材料を揃えていますので高耐摩耗性能、高耐食性能を必要とする原料に対応できます。納入実績は1400台を越え、多くのお客様より高い評価をいただいています。

世界最高水準の高トルクを実現したTEXαⅢシリーズは、余裕あるトルクによる高処理能力と樹脂の高品質化を提供します。TEXαⅡシリーズに対してトルクが最大36%アップし、超高トルクによりαⅡに対して約50%の処理量アップが可能となりました。

50年以上にわたる押出機製造販売実績により蓄積されたハード＆ソフトに関するノウハウデータベースを基に、貴社専用の押出設備を提案いたします。是非、ご検討中のプロジェクトのお手伝いをさせて下さい。

特徴
TEX-α IIシリーズの基本仕様を踏襲しました。
スクリューの搬送能力・混練性能が同一のため、既存のノウハウの活用が可能です。

スクリュー軸は、材質とスプライン形状を見直し、超高トルクと信頼性を両立した高強度スプライン軸を採用しました。

超高トルクによる高能力化に対応するため、シリンダを新設計しました。

1ブロックのL/Dは3.5です。（従来機と同じ）

ギア・ベアリングの配置を最適化し、超高トルクと高い信頼性を実現した新設計減速機を搭載しました。

超高トルク運転での機械保護をより確実にするため、高精度トルクリミッターを採用しました。

モーターから発せられる騒音低減のため、静粛性に優れる水冷モーターが搭載可能です。

最新の流動解析技術により樹脂流路を最適設計したダイヘッドを搭載しました。

流路最適設計ダイヘッドの採用により、同一ダイヘッドで幅広い粘度と処理量に対して均一なストランドの吐出を実現しました。