混合
樹脂の再生利用のためバージン材に粉砕材を混合したり、着色のためマスターバッチを混合する作業です。
その品質(混合比率の管理)を一定にするためには「嵩で」チェックと「重さで」チェックがあります。
「嵩」による管理は容量式と呼ばれ、枡の大きさ(容量)で混合比率を決め容積で混合比率を管理します。一方「重さ」により管理する方法は重量式と呼ばれます。
混合比率の精度は重量式が高く評価されます。また、最近はシリンダ内に供給される直前に混合します。
再生材の使用時にタンブルミキサーなどで一定時間混合する方法、吸引装置にタイマーなどを設けて、吸引する材料を切り替える方法(バージン材:○秒、粉砕材:○秒など)などもあります。
イニシャルコストは安価ですが前者は時間と労力がかかり、後者は混合比率が管理できないなど難点があります。
混合物や混合精度でイニシャルコストに差が出ますので当社にご相談ください。