輸送
保管または乾燥された樹脂を成形機まで輸送する作業は通常ホッパーローダーを使用します。
この輸送は吸引方式と圧送方式に大別されます。一般的に距離の長い輸送は圧送、距離の短い場合は吸引が採用されます。樹脂の種類や輸送量などで選定される場合もあります。
周囲の環境にもよりますが、吸引が採用件数の多い輸送方式になります。
輸送対象物が樹脂ペレットのみであれば問題はありませんが、粉砕材やマスターバッチなどを混合したものを空気輸送する場合には比重差などでそれぞれが分離しないように配慮する必要があります。