成形機関連

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乾燥

もっともポピュラーな乾燥機は熱風式で、成形機ごとに取り付けるホッパードライヤータイプと個別に樹脂を乾燥する箱型タイプがあります。

機外から取り入れた空気をヒーターなどを用いて過熱し樹脂ペレットに当てることで水分を飛ばし、成形可能な含水率まで乾燥する構造です。

樹脂により温風設定温度と時間の目安がありますが、熱風を当てるだけでは目的の含水率まで到達できないものもあります。

熱風で一定の含水率以下に乾燥するのが困難な樹脂に対しては水分を除去した熱風(除湿エアー)を用いることで乾燥効率を上げるのが除湿式乾燥機です。

エアーの含水率は「露点」で表現され、この温度が低いほど水分が少ない空気となります。

メーカーや機種により除湿空気の作り方に違いがありますが、吸着剤で水分を除去するのが一般的です。ただし定期的に吸着剤に溜まった水分を除去(再生する)しないと乾燥効率が下がります。

その他に、空気の無い環境下で樹脂を乾燥させる真空乾燥機も製品化されています。真空下で樹脂を過熱し水分を除去します。ただし真空状態では空気の流れが作れないのでメーカーによる工夫があります。

乾燥機については様々なメーカーが価格・性能面を競っていますが

・省エネ度の高いメーカーについて

・取扱方法や日常メンテナンスが容易なメーカーについて

・サービス体制が整っているメーカーについて

などという情報をお探しではないでしょうか。

広く機器情報を集めている当社ではいきなり特定のメーカーや機械を推奨することは出来ませんが、時代に即した一家言は持っております。まずは弊社までお問い合わせください。