落下確認装置
金型内に成形品が残留したまま型締めをしてしまい金型を破損するなどのトラブルを防ぐために使用する自動運転時の安全装置です。
古くは金型表面に光電管を走らせ障害物を検知したり、落下あるいは取り出された成形品の重量を測り検知するなどのタイプがありました。
現在ではチェックする時間が早いテレビカメラを用いて金型内を監視する方式が主流です。
テレビカメラ方式は1サイクルに2回の金型内チェックをします。1回目はキャビ側に製品を持ってきた(固定側に残っていない)事の確認し問題がなければ成形品エジェクトを実施し、キャビ側に成形品の無いことを確認して次のサイクルへ進むという動作をします。