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JGP2017

日本製鋼所グループは新中期経営計画「JGP2017」において「グローバル&ニッチトップ企業グループへの飛躍」を目指し、2020年売上高2,500億円への挑戦を数値目標として掲げている。計画数字の実現に向けて現在の事業の収益力拡大と同時に海洋構造物や水素ステーション関連装置、炭素繊維強化プラスチック成形機器など新たなプロジェクトの事業化を急いでいる。計画ではグループ経営の強化とアライアンスの推進を基本方針の1つに掲げており、日鋼YPK商事への期待も大きい。

ビッグスケール

大型の射出成形機システムなどになると取引額が1台数千万~億単位の取引になることも珍しくない。納期についても短い場合で約半年、1年以上のものもあり、納品後のアフターフォローが必要な現場も多い。プラント建設に近い長期プロジェクトもあり、そうした大型受注を成約したときは、ユーザーに対する貢献度の大きさや自身の手ごたえを実感することができる。

射出成形機

射出成形はプラスチックなどの加工法を指す。加熱したプラスチックに圧力を加えて金型に押込み、型に充填して成形する。日本製鋼所の射出成形機は、型締力35トンの小型機から3000トンの超大型機まで、あらゆるラインアップを揃えており、国内はもちろん世界中で活躍中。電子制御技術をベースとした超精密射出成形機の分野では、導光板など光学用途の専用射出成形機で業界をリードしている。

グローバル

取引先は基本的に国内メーカーだが、その多くが東南アジアを中心にブラジル、メキシコなど南米にも拠点があり、現地でのレイアウトの打ち合わせや製品納入、ラインの立ち上げの確認などのために海外出張の機会もある。このため日本製鋼所の協力による語学研修のプログラムも充実している。日鋼YPK商事の海外拠点は香港、深圳、上海にある。

ペレット

プラスチックなどの樹脂製品の製造工程では、まず重合プラントに運ばれて来た原油・石炭・各種ガスなどから生成したポリマーを造粒し、取り扱いやすいペレット(粒)にする。ペレットは用途によっては添加物を混ぜ合わせ、耐熱性などの機能を付加したコンパウンドペレットに変化する。ペレットは成形プロセスで溶融されて、用途に応じた成形加工が施されていろいろなプラスチック成形品などに変わっていく。

チャック

チャックというと一般にファスナーを思い浮かべるが、日鋼YPK商事でチャックと言うときは主に旋盤(工作機械)の主軸に取付けて、加工物を正確にしっかりと掴んで切削加工を可能な状態にする機器のことを指す。日鋼プレシジョン パワーチャックでないと加工できない自動車部品などもあるため、最先端のものづくりのキーテクノロジーの1つと言っても過言ではない。